銀河英雄伝説「戦争の天才」と呼ばれるラインハルトと「黒髪の魔術師」ヤン・ウェンリー

銀河英雄伝説 登場人物を覚えるにはアニメなどがオススメ

銀河英雄伝説はアニメ、舞台、ゲームと様々なメディアより商品が販売されていますが原作の田中芳樹氏の小説に至っては正編全10巻で1000万部以上ものセールスを記録し日本出版史上屈指のベストセラーと言えます。

 

ちなみに番外編が4冊の合計14冊の長編スペースオペラ小説で宇宙を舞台とした銀河帝国と自由惑星同盟の戦いを描いた架空歴史小説という事が出来ます。

 

この銀河英雄伝説のストーリーの魅力もさることながら最大の魅力はその登場人物にあるということが出来ます。実は銀河英雄伝説は登場人物が多いことでも有名で600名以上にものぼりますが勿論全員覚える必用はなく主要な登場人物、好きな人物だけ記憶に止めておけば十分楽しむことが出来ます。

 

またインパクトが強い登場人物が多いので意識せずともある程度は記憶に止まると言えます。ただ名前が長く覚え難いことから初期段階で銀河英雄伝説を読むことを挫折する人がいますが、そういう人はアニメなどがオススメです。

 

銀河英雄伝説を読む上で欠かす事が出来ない人物は「戦争の天才」と呼ばれるラインハルトと「黒髪の魔術師」ヤン・ウェンリーでこの2人を中心に説明していきます。

銀河英雄伝説 登場人物 自由惑星同盟側の主人公ヤン・ウェンリー

ヤン・ウェンリー

自由惑星同盟側の主人公で、一見非常に軍人らしくない人です。実際に彼は射撃と格闘の腕は最低ランクで1人の兵士としての戦力は全く役に立たないとも言われています。ですが司令官としその才能を発揮し天才と称されるラインハルトと対等に戦っています。

 

出世したいといった欲はなく早く年金暮らしをしたいと切に願っているにも関わらず気がつけば同盟軍史上最年少の元帥になってしまった人物で飄々とした人柄と怠惰な一面を持ちつつも憎めない人柄が魅力だと言えます。

 


銀河英雄伝説 登場人物 帝国側の主人公ラインハルト・フォン・ローエングラム

ラインハルト・フォン・ローエングラム

帝国側の主人公で容姿端麗で金髪、アイス・ブルーの瞳を持つ白皙の美青年として描かれる反面、子供っぽい一面を持ちそこが妙に人間臭い味があります。性格は一言で言うならキツイ、自己主張が激しく好戦的で激情家、さらには自分の行動原理に反する言動する人に対しては容赦がない人です。
「平和というのはな、キルヒアイス。無能が最大の悪徳とされないような幸福な時代を指して言うのだ。貴族どもを見ろ」そんな皮肉を口にする所にも彼の人柄が伺えます。また強い意思を持ち自分が信じた道を突き進む高潔な魂は見ていて心打たれます。


銀河英雄伝説 登場人物 ジークフリード・キルヒアイス~ラインハルトの幼馴染にして親友

ジークフリード・キルヒアイス

ラインハルトの幼馴染にして親友、さらに腹心の部下。心優しい赤毛でのっぽの青年で穏やかで人当たりがいい性格をラインハルト曰く「ゴミ溜めの中にも美点を見出すタイプ」と称しています。

 

彼は敵を作りやすいラインハルトの常に傍らにいて調整役をし、戦う時にはいつでも1番の味方となりラインハルトが天才故に見落としてしまいがちな一般兵の視点で判断が出来る柔軟性があります。また身体能力が高く白兵戦の技量に優れた人物でいろいろな意味でバランスがよく登場人物の中で最も高感度が高い人です。


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銀河英雄伝説の登場人物ヤン・ウェンリー、ラインハルト・フォン・ローエングラム
子供の頃に原作と漫画版を読んで大好きだった「銀河英雄伝説」の主要な登場人物と個人的に好きな人物を紹介したいと思います。まず最初に紹介するのは主人公の一人「帝国」のラインハルト・フォン・ローエングラムです。 容姿端麗にして軍事の天才、彼のライバルでもう一人の主人公であるヤン・ウェンリーに「理想的な専制君主」と認められるほどの内政手腕を併せ持つ銀河帝国の若き皇帝です。